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寝取られ・寝取り・寝取らせなどをテーマに官能小説を書いています
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プチNTR12~汝の隣人を愛せよ~

 安いマンションの壁は薄い。
 戸倉樹里(とくらじゅり)がそう痛感するようになったのは、隣の家に若い男が越してきて
しばらく経ってからのことであった。
 原因は、夜な夜な聞こえてくる女の喘ぎ声。
 どうやらAVのようだが、これがとにかく神経に障る。
 たかがAVとはいえ、元々眠りが浅く慢性的に寝不足な樹里からすれば、これは大袈裟でも
何でもなく死活問題であった。
「もう嫌。わたしこんなの耐えられない」
 目の下にくまを作り、悲壮感を漂わせながら、樹里は夫の達徳(たつのり)にそう訴えた。
「そう? 俺は別に」
 しかし達徳はといえば、妻の悲痛な叫びなど右から左のマイペース。気分屋で、気になれば
細かく気にするが、気にしない時は全く気にしないというのが夫の性格であった。
「俺は別にって……」
 新婚当初は夫のこんなところもかわいく感じられたが、三年が過ぎた今となっては、もはや
不快な感情を抱くことすらできそうにない。
「……とにかくわたし、一度話をしてくるから」
「うーん……まあ行くなら行くでいいけど、余計なこと言って怒らせたりするなよ?」
「……ええ、分かってる」
 あくまでも無関心に、それでいて微妙な上から目線で忠告してくる夫に、樹里は冷ややかな
口調でそっけなく応じた。

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[ 2016/04/17 17:52 ] プチNTR | TB(-) | CM(0)