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愛のすきまで交わって(再)

愛のすきまで交わって
愛のすきまで交わって



――あの人が、借金をしていた――

二十八歳の人妻・希恵子は、夫・和臣の借金を肩代わりするという黛に迫られ、三ヶ月間だけ身体を許すことになった。

優しくて温和な和臣とは対照的な黛に嫌悪感を覚える希恵子だが、交わりを重ねるごとに淫らな痴態を晒していくことになり……。


42字×14行で256ページ(本文254ページ)となっております。

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[ 2018/03/06 11:27 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって・94(完)

「ん……」
 そっとまぶたを下ろした希恵子が、黛の唇を優しく受け入れる。
 ちゅ、と小さな音がして、希恵子は自分の口唇が何度かついばまれるのを感じた。
 すぐに、黛が侵入してくる。
 舌が絡み合い、唾液が交換されて、ぐちゃぐちゃと混ざり合っていくような感覚が口全体に広がった。
 それは、頭の芯がぼーっとするほど濃厚でねっとりとした、フレンチ・キス。
「んっ……んんっ……ん……」
「……」
 まるで恋人同士がするようなその口づけを、希恵子は目を閉じたまま、そして黛は瞬き一つすることなしに、いつまでもいつまでも堪能する。
 やがて、糸を引くように二人の唇が離れた。
「っ……」
 希恵子はファーストキスを済ませた少女のように頬を赤らめ、
「……」
 黛はそんな希恵子の態度をどこか醒めた感じの目でじっと観察する。
 甘いような、苦いような。温かいような、冷たいような。
 何とも複雑で微妙な時間が、狭い1LDKのこじんまりした玄関に流れた。
「では」
 黛の口が、開く。
「私は、これで」
 無感情な低音で希恵子に囁きかけると、見切りをつけたようにさっと踵を返した。
「もうお会いすることもないでしょう。お元気で」
 背中を向けたままそれだけ言い残すと、扉を開けて外に出る。
 すぐに聞こえ始めた騒がしいエンジン音が、少しずつ遠ざかり、そして消えた。
 古沢家に、元通り穏やかな昼下がりの静寂が戻る。
「……」
 一人残された希恵子は、玄関先に呆然と立ち尽くすばかり。
 自分に、何が起きたのか。
 自分は、何をしたのか。
 焦点の合わない目で、黛の去った跡をただぼんやりと見つめる。
 だが、その時。
(あ……)
 下着から染み出した愛液の雫が太股の内側をすーっと伝い落ちていく感触を、希恵子は白く濁った頭の隅ではっきりと自覚していた。


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[ 2018/03/05 11:27 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって・93

(わたし、何で……)
 自身の行動に明確な理由を見出すことができないまま、希恵子は座って靴を履く黛の頭頂を見るでもなしに見つめる。
「よ、っと」
 そうひと声かけて立ち上がると、黛はダンスのステップでも踏むようにくるりと後ろを振り返った。
「えっ……」
 床と三和土の段差で身長差がなくなって、黛の顔がちょうど希恵子の正面に置かれる。
「……」
「……」
 何を言うでもなしに、しばらくの間見つめ合った。
「ああ、そういえば奥さん」
「は、はい?」
 不意に語りかける黛に、希恵子が驚いたように言葉を返す。
「最後に――」
 言いながら、黛がゆっくりと、希恵子に顔を寄せた。
 唇が、今にも触れ合いそうな至近距離にまで接近する。
(だ、だめ!)
 希恵子がかっと大きく、目を見開いた。
 ここは、駄目。
 唇へのキスだけは、駄目。
 ここは何があっても、和臣だけの場所。
 どれだけ辱められようと、どれだけ淫らな痴態を晒そうと、それは希恵子にとって譲れない一線。初めの日から今日に至るまで全くぶれることのない、大事な大事な、信念だった。
 その、はずだった。
 なのに。
(あ、ああ……)
 希恵子は、顔を動かすことができなかった。
 別に押さえつけられているわけではない。ただ相手の顔が近づいてきただけ。避けることも突き飛ばすことも、やろうと思えば簡単にできる。
 だが希恵子には、それができなかった。
 やろうと、思わなかった。


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[ 2018/03/04 11:58 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって・92


          *   *   *

 午後の古沢家。
 昼寝でもしたくなるような穏やかな陽射しが差し込むリビングでは、中年の男と妙齢の女が神妙な顔で向かい合っていた。
「いよいよ、奥さんとも今日でお別れですね」
 飲みかけのカップに口をつけてから、黛がおもむろにそう切り出す。
「え、ええ……」
 待ち望んでいた瞬間を迎えたはずの希恵子だが、その表情はどことなく重い。
「当初のお約束通り、和臣くんに借金の返済は不要と伝えておきました。疑われる心配はまずないと思いますので、どうぞご安心を」
 相変わらず高そうなスーツを身にまといながら笑顔でそう説明する黛の風体は、一見すると仕事のできる営業マンか何かのよう。
 実際、無能ではないのだろう。
 この三ヶ月の間、希恵子は幾度となく黛のスペックの高さを思い知らされてきた。そして、それは同時に、夫である和臣の足りない部分を見せつけられるということでもあった。
(何を、そんな……)
 心中に湧き上がる思いを打ち消すように、希恵子が小さく首を振る。
 比較する必要などない。大事なのはたった一人。自分が人生の伴侶としてともに歩む相手は和臣以外いないのだ。
 過去も、現在も、そして、未来も。
「では、そろそろおいとまするとしましょうかね」
 残りのコーヒーをぐいっと一気にあおると、黛はソファーから立ち上がって、軽い足どりで玄関へと歩を進めた。
「……」
 希恵子も無言のまま腰を上げると、黛の背中を追うようにしずしずとその後に続く。
(あ……)
 しまったと、思った。
 見送りなどするつもりはなかった。それはそうだろう。自分に陵辱の限りを尽くしたこんな下種男に尽くす礼儀など、どこを探したって見つかるはずもない。
 だがそれでも、希恵子は当然のように黛に付き従ってしまった。至って自然な動きで、去りゆく男の後ろ姿を追いかけてしまったのだ。


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[ 2018/03/03 11:42 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)

愛のすきまで交わって・91

「よし、じゃあまずは」
 和臣は引き出しを開けると、奥から小さな木の写真立てを取り出して机の上に置いた。
 もちろん写っているのは、笑顔の希恵子。
 愛妻写真を職場の机に飾ることはこれまでも考えていたが、何となく気恥ずかしくて、結局実行できずにいた。
 だが、これはいい機会だ。
 自分の愛情を示すために。志を忘れないために。そして何より目の保養に。やるなら、今が一番いいタイミングに思えた。
「これでよし、と」
 写真の希恵子に軽く笑いかけると、和臣が気持ちを入れ直すように、うーん、と一つ伸びをする。
 その、瞬間。
「……あ、あれ?」
 久しく感じたことのなかった脈動が、和臣の股間をどくどくと打った。
「う、うわ……」
 おとなしそうな冴えない顔が、初めて性に目覚めた小学生のようにきらきらと輝く。
「嘘、みたいだ……」
 さっきと同じ言葉を、また漏らした。
「これなら、希恵子さんと……」
 今まで抑えられてきた欲望が、心の奥で一気に芽を吹く。
 ツキが、巡ってきた。
 ほとんど直感的に、和臣はそう思った。
 あの出張以来仕事は順調だし、借金も黛のお陰で帳消しになった。おまけにここ数年ずっと悩んでいたEDまで解決とあっては、いいことずくめすぎて怖くなるくらいだ。
「うん……うん」
 幸運を噛み締めるように、和臣が何度も頷く。
 夢と希望と、そして愛。
 全てがごちゃ混ぜになって、ぐるぐると頭の中を駆け回った。
「よし」
 気合いを入れるように、むんと一つ姿勢を正したかと思うと、
「まずは仕事だ。頑張ろう」
 和臣は充実感にあふれた顔で、またキーボードをぱしゃぱしゃと叩き始めた。


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[ 2018/03/02 11:27 ] 長編NTR 愛のすきまで交わって | TB(-) | CM(0)


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